特に好きでもない男性からの告白。あなたならどうしますか?恋人がいなくて、嫌いでなければ、告白をOKするケースもあることでしょう。
しかし、大抵の場合には、断りますよね。告白を断る場合には、できるだけ相手の男性と自分も傷つかない方法を選びたいもの。
そんな方法があるのでしょうか。ここでは、誰も傷つけない上手な告白の断り方をご紹介していきます。
傷つけずに断る方法などない
告白を断っても相手を傷つけない方法などはそもそも存在しません。あなたがもしも嘘をついて断ったとしても、あなたが傷つく結果になります。また、期待を抱かせるような曖昧な断り方はいずれ真実が伝わり、相手を深く傷つけてしまうことでしょう。
そのため、告白を断る場合の原則は正直であること。嘘は禁物です。
確かに誰も傷つけない方法などはありませんが、できるだけ傷を最小限に抑える方法ならあります。見ていきましょう。
「嬉しい」という心を最初に伝えること
どんなに嫌いな男性だとしても、好意を持って好きだと言ってくれる心は女性であれば嬉しいもの。口では「キモい」と言っている相手でも内心嬉しいのは当たり前です。なので、嫌な顔などはしてはいけません。正直に最初は「ありがとう、嬉しいです」と相手に伝えてあげましょう。
人間的に否定されているわけではないとまずは印象付けることが大切。人間性を否定するような断り方が一番傷つきます。誠意には誠意を持って応えるのがマナーだと認識しましょう。
理由は本当のことを伝えるべし!
次にできるだけ傷つけない言い訳を女性は考えようとします。
しかし、嘘はいずれバレますし、もしもバレた場合に男性を尚更傷つける結果になるでしょう。そのため、下手な言い訳は禁物です。
ただし、「生理的に無理」などの言葉は、もしも真実であっても言う必要はありません。「他に好きな人がいる」「今は誰とも付き合いたくはない」「友達としか見られない」など他の真実を探してみましょう。
また、告白を断ったとしても今まで通りに友達として付き合ってほしいという言葉もお忘れなく。
男性に期待は持たせない
曖昧な断り方はNG行動です。
「今は忙しいから無理です」などと言ってしまうと、男性は「じゃぁ、いつなら平気?」という心になってしまいますよね。時間をおいて、また告白してくるかもしれません。「友達から始めましょう」などもそうです。「いずれは格上げされるんだ」と男性が感じても仕方がないセリフ。
本当に今は忙しく、いずれ、付き合ってもいいかな?と感じている場合には、正直にそのように話しても構いません。ですが、今忙しいのが真実でも、忙しくなかったとしても付き合いたくはない場合には、このセリフは適切ではないですよね。傷つけないセリフだと勘違いしてしまいがちなので、注意してくださいね。
また、時間が経過したとしても、彼氏にはできないなと感じる男性に対して「友達から始めましょう」というセリフも不適切。時間をかけても無理だと感じるなら言わない誠意が必要ですよね。
最後にお礼を忘れずに
告白を断った後に、もう一度相手に対してお礼を言うことを忘れないでください。
相手はすでにもう傷ついています。「告白なんてしてしまって迷惑かけてごめんなさい」という気持ちが湧き上がっていることでしょう。そこで、告白自体は本当に嬉しいことだとしっかり伝えることが大切です。
「本当にありがとう。嬉しかったです」などと言葉を添えれば、相手の男性のプライドは保てます。また、次の恋愛にも踏み出しやすくなりますよね。
周囲に言いふらすのは厳禁
告白を断った後の振舞いで注意してほしいことは、例え仲の良い友人だったとしても、告白のことは喋らないことです。
女性の間の噂は広まりやすいもの。あなたはすでに断って相手を傷つけています。これ以上傷を広げない注意をするのがいい女のマナーだと認識してください。
言いふらさなかったとしても、一人にでも言う行為は告白してくれた相手に失礼です。また、あなた自身も振舞いにくくなってしまいますよ。
秘密にしたいことは、自分が話さないことが一番です。告白の事実は自分の胸の中だけにしまっておきましょう。
これまでと同じ対応を
最後に、告白後にばったり相手に出会った場合の振舞いです。
基本的にはこれまで通りに接しましょう。いきなり、無視したり、避けたりするのは相手を傷つけます。しかし、あまりにも自然すぎるのも考えもの。「俺のこと意識しなさすぎじゃない?」と感じられてしまうでしょう。
無難な振舞いは、ばったり会ったら、恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべることです。一瞬そのように接してあとは普段通りに明るく振る舞うことで相手の傷を癒せることでしょう。次に会った時に告白のことをむし返す必要はありません。「この間はありがとう」などとは言わないようにしてくださいね。
いかがでしたか?
誰も傷つけない告白の断り方などはありません。しかし、できるだけ傷つけずに、立ち直りやすい断り方ならあります。
断る理由は正直に、そして、真摯に受け止め、誠実に応えることです。
女性は、できるだけ自分も相手も傷つかない方法を選びがち。しかし、正直であることが一番です。
格好つけていい人ぶった断り方は相手を深く傷つける可能性があるので、控えてくださいね。